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ortofon MC Windfeld

先日の大阪Tonesの為にオルトフォンからお借りしたカートリッジ90Anniversaryの感動から束の間、ついにオルトフォン最高のMCカートリッジをお借りしました。
発売時から気になっていたんですが、忙しさと、カートリッジの空きのタイミングがなかなか合わずに今になってしまいました。

MC Windfeld
早速試聴です。

まずSPUに慣れてしまっている耳にはとても異質に感じる。
異質とは言い過ぎかもしれないけど、とにかくSPUとはまったくの別物。
始めはそのことにあたふた。

さて耳が慣れてきたところで、お決まりのパット・メセニーのファーストサークルを試聴。

どう説明したらいいんだろう、とにかく楽器一つ一つの輪郭がはっきりしていて、粒立ちと存在感、そして密度感が半端じゃない!
そして何と素晴らしくクリアーな高域と暖かな中域、ボトムがしっかりした低域。
SPUが良い意味で古き良き、そして一体感、馴染み感がある音だとしたら、このカートリッジは現代のハイファイサウンドそのものだと思う。
密度感があり、レンジが広いCDといったらいいのだろうか。

こんなカートリッジを作るとはオルトフォン恐ろし!
これを使えばLoftに対抗できる、なんてことはないですが、それでもLoftに近い感触を出せるんじゃないでしょうか?

レコードの音をまず最初に拾い上げるカートリッジですが、そのカートリッジの音が悪かったり、ノイズが乗っていたりしたら、その音をミキサーやアンプで増幅する訳だから、まずはカートリッジのクオリティーがもの凄く重要になってくる。
意外にそれを分かってない人が多い気がする。
どんなに良いアンプやミキサーを使ったって、元音が悪ければ、、、。
おっと、その前にまず音の良いレコードをターンテーブルに乗せることが大切だった。
しかしレコード/曲は音の善し悪しよりも、良い曲なのかとかそういったところも重要だから、その良い曲を良い曲として鳴らす為には、ノイズが乗ったり、素晴らしいサウンドに持ち上げてくれるカートリッジは重要だ。
(しかしデヴィッドはどんなに曲が良くても音が悪いレコードはプレイしない、とにかくストイック。デヴィッド恐るべし×2)

そういった意味でもこのカートリッジは最高峰の一つとして上げてもいいだろう。

しかし問題は値段も最高峰ということ。
オルトフォンのカートリッジの中でも群を抜いて高い!
こないだまで感動していた90Anniversaryが2本買えるからね〜。

家の鳴りは最高だったので、取りあえずまずは今月のコアラで使わせてもらいます。(なんと贅沢な!)
そして前回史上最高の音が鳴ったWedgeでも、1月に使わせてもらいます。(これまたなんと贅沢な!!)
さてクラブ的な音作りだとどんな音が鳴るか?
こういった音はそうそう聴けるものではないので、是非足を運んでみてください。

今月のMonday Moon@コアラは、祝前日ということもあり、いつもよりダンサブルにしようかなと思ってます。
カートリッジも恐らくこれ使わせてもらうので、Loftクラシックスってやつを中心にプレイしてみようかな。

そして1月のB4E@Wedgeは、メールフレンズにはお知らせ行ってると思いますが、新年スペシャルってことでオープンが20時になって、24時までは1000円で入れて、かつ女性は無料で、しかもメール予約するとCALMセレクションのお年賀CDが付くという、Wedge生田目店長のとてつもないアイディアを実践させてもらいます。

このお年賀CDですが、自分で言うのもなんですが、もの凄く良い内容になりました。
前回のお中元CDも良かったんですが、こちらももの凄い気合いのもと選曲したので、お中元にひけを取らないお年玉になると思います。

京都での年越しパーティーのお年玉でも配ることになってます。
どうぞ皆さん、是非是非お越しくださいませ。


Wedgeでのお年玉CDの予約方法は、スケジュールのページを見てください。

calm

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