三宅洋平と選挙フェス

先日インスタにも上げましたが、渋谷駅前を占拠した三宅洋平選挙フェスをチェック。
山本太郎との合同主宰的な選挙宣伝活動。
さすがミュージシャンだけあって、サポートする音響関係者や舞台関係者がおなじみのプロばかり。

現代はとにかく若者の選挙離れが進んでいるのはご存知の通り。
18歳から投票になったけれど、一体どれくらいの若者の投票があるだろう。

若者がこぞって投票したら、洋平君は必ず当選するだろうな。
全国各地をくまなく回る予算や体力は、大手政党に比べたらわずかなものだろうけれど、
一般的な知名度は、そりゃ音楽好きにとっては当然知ってるレベルだし、前回の立候補でも一般層に届いたのでは?

それでも当選までには何万票も足りないことだろうな。


自分もそこそこよい大人になった。
しかし政治経済を支配するのはまだ昔の考えを持った上の上のジェネレーションと、年齢は若いけど考え方は昔昔のジェネレーションがほとんど。
もちろん先輩としてのオールドジェネレーションの意見、経験者・体験者としての彼らの方針を全て否定するわけではないが、今行なわれている政党間通しの権力争いはどうしても似たようなことの言い方違いを争ったり、あまりリアルを感じない言い争いだったり、、、どうしても古い世界のしきたりの中で動いているような気がします。

きっと我々が求めているのは極端な革命ではなく、新しい考え方を議論する時間と労力を与えて欲しいということ。

数年前にはいつ作られたかわからない風営法という枠で、皆がポジティブに楽しんでいたクラブやDJバーなどが多くの被害を受けた。
その時点で多くの老舗や新興勢力がつぶされたり体力を失ったり、一番大切な客足さえ奪ってしまった。
だから風営法とは関係ないシステムでフェスの台頭が始まったわけ。

しかし音楽を楽しむのはフェスだけなのだろうか?
もっともっと身近なところでも音楽を楽しんでもいいんじゃないか?
そんな思いで地道に活動してきたけど、2020の東京オリンピックが決まると、少しは娯楽が必要ということで今風営法がかなり改善されてきている。
それがオリンピックという莫大な経済活動に目がくらんだ政治家や閣僚、企業のおかげかと思うと、じゃ何故数年前はあんなに規制したのか?
そういった疑問を考えたりしません?

だからもっと考え方がヤンガージェネレーションの政治家が政をやって欲しいです。

何事も、特に政治の世界はどこか極端になってしまうと危険が多く潜んでしまう。
だからこそ良いバランスで色んな考え方を持った政治家が話し合いをして欲しい。
古い考え方しか持たないオールドジェネレーション達がただただ揚げ足を取り合う議会を望んでいる訳ではない。

今世界各国で変革のときが来はじめている。
国民の意見を尊重する民主主義国家でさえ、巧みな情報解釈や過激な意見で売り出しはじめているではないか!
昔から変わらず独裁を続ける国や順独裁国家でさえ、更に危険な行動に出始めているではないか!

そんな世界に押し流されることなく、日本という平和国家はそのピュアな平和思想で世界を引っ張っていくべきだと考える。
だからこそバランスの取れた政治家達で構成された議論の場が必要ではないだろうか。
時代時代でそのバランスは変化するかもしれないけど、とにかく今は古すぎる気がします。

三宅洋平がどこまでできるか、山本太郎がどこまでやれるか見てみようじゃないか!
彼らの行動、活動を見て更に新しい政治思想の若者が政に参加してくれることを願う。

音楽シーンに限らず、始めはとっても小さなサークルから始まる。
それが大きなシーンに成長する頃には、必ず新しい考え方がムーブメントを支えている。
そしてそこに人が集まり、更に新しい考えへと進化していく。
古くなったオリジナルは伝説や教科書としてリスペクトされ、時代とともにその解釈は色んな形で受け継がれ、そして派生していく。
そのオリジナルに満足しない新生達は、また新たにその時代にあった新しいものを提示していく。
周りには常に傍観者やビジネスマンが常駐し、自分の出番や利益搾取のチャンスを待っている。

しかしその繰り返しで「洗練」という段階に入っていく。
洗練された考えや物事は、新しい発見や進化と共にまた新たな破壊と再生に向かっていく。
まるで超新星爆発から星の終わりまでのように繰り返す。


今は自民民主逆転とかそんな小さな古いカテゴリーの時代ではない。
もっともっと新しい時代へ向かうべきだと思う。
我々にはそれを進める一票と、危険を感じたらストップさせる一票がある。
小さな一票かもしれないが、周りの友達と少しだけでも時代について話をしてみたらどうかな。

とにかく洋平君、どこまでやれるか見てるよ。
そのためにはまず一度当選してもらわないとね。


皆さんも良く考えて、必ず投票に行ってください。
特に若者は週末の欠席理由が様々だろうから、仕事帰り、学校帰りに期日前投票に行ってください。


いつも書きますが、投票にも行かないのに、色んな文句を言う権利はないですからね。


自分なりに自分の今後や自分の子供世代のことを考える良い機会です。

calm