Brian Eno “Small Craft on a Milk Sea”

予約していたスペシャルリミッテッドボックス盤がやっと届きました。
通常のCD+アナログ盤2枚+本人によるリトグラフプリントという超豪華版です。
これより高い数万円したボックスは発売中止になったのかな?

こんな贅沢なことができるようになりたいですね。
今の時代とは逆行しているのかもしれないけど、廻り回って追いついて逆行が先端になる可能性だってありますよね。
確かにアナログに関しては既にマニア向けになってるのかもしれませんが。

現代はコピー文化。
データにすればほぼ同じ音質でコピー可能です。
しかしこういったアートワークや本物の心というのはコピーは出来ないはず。
だからこそ自分もアートワークにこだわるし、自分が手に取って、手に入れて嬉しいようにしたいと思いいつもやってます。
確かに儲けという部分では金をかければかけるほど減っていきますけどね。

音楽は音楽だけだと空気/波動でしかないのですが、そこに映像(例えばライブ演奏だとか、景色、そしてジャケット等)が加われば、より強い感動と思い出が残っていきます。
音楽をただのツールだと考えるならばダウンロードでもなんでもいいでしょう。
それも一つの考え方。
ただ自分とは絶対話が合わないだろうな。
表面的な部分ではなく芯の/真の部分でね。

そういった考え方でいくと、このBrian Enoの新しいアルバムは衝撃的です。
パット・メセニーのこないだのアルバムもアナログを出してくれてましたが、そんな御大達が全ての音楽好き、音楽フィールドへと発信していってくれて助かっています。
まだまだ音楽は捨てたものじゃない、そう心から思える瞬間です。

これからゆっくりこのアルバムを聴かせてもらいます。

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こちらから購入できます。
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